ういろう
2012年 04月 02日
漢字では外郎 二代目市川団十郎によって創作された歌舞伎の演目「外郎売」の台詞は、発声練習でよく用いられるもの。「拙者親方と申すは、御立会の内に御存知の御方も御座りましょうが、御江戸を発って二十里上方、相州小田原一色町を御過ぎなされて、青物町を上りへ御出でなさるれば、欄干橋虎屋藤右衛門、只今では剃髪致して圓斎と名乗りまする。」で始まる、途中に早口言葉を挟んだ口上。
果たして効能は、「腹痛・下痢・渋腹(ってなんだ?)・胃痛」に始まり、「頭痛・目眩・声がれ・咳・痰・心臓補強」から「疲労回復・夏負け・寒さまけ・歯痛」、その他多数が書いてる。これってもしかして、草津の湯よりも万能だったりして(笑)
それと、謎なのが141粒入り、という中途半端。11x11=121だし、12x12=144なので、何かの自乗って訳でも無いし。。。
ところで、このういろうやさん、外観はお城のような造り。ずいぶんと悪趣味だなと思っていたのだけれど、後北条の時代からずっと八棟造りを維持して(同じ建物って訳じゃなくて、何度も建て直して)いるという伝統のあるものらしい(と、小田原城天守閣内の展示に書いてあった)。お菓子のういろうも売っていたけれど、小さい鞄で行ったし、それは別に本店じゃなくても買えるので、今回はスルー。
それと、謎なのが141粒入り、という中途半端。11x11=121だし、12x12=144なので、何かの自乗って訳でも無いし。。。
by nemshima
| 2012-04-02 02:07